2013年7月12日金曜日

Oracle稼働サーバのコンピュータ名変更

Oracleが稼働しているサーバのコンピュータ名を変更することになり、実施した内容を記載しておきます。(現時点では正常稼動に至っていません。)

1.listener.oraとtnsnames.oraに記載されているコンピュータ名を変更します。

2.エンタープライズマネージャの定義情報を再作成します。
Enterprisse Manager Configuration Assistant(EMCA)により処理を行います。
次のコマンドを実行します。
①emca -deconfig dbcontrol db -reposs drop
 下記の情報の入力を求められるので、を環境に合わせて入力します。
  データベースのSID:
  リスナーのポート番号:1521
  SYSユーザーのパスワード:
  SYSMANユーザーのパスワード:

②emca -config dbcontrol db -reposs create
 下記の情報の入力を求められるので、を環境に合わせて入力します。
  データベースのSID:
  リスナーのポート番号:1521
  SYSユーザーのパスワード:
  DBSNMPユーザーのパスワード:
  SYSMANユーザーのパスワード:
  通知用の電子メール・アドレス(オプション):
  通知用の送信メール(SMTP)サーバー(オプション):

これで完了します。

※但し、10.2.0.4・10.2.0.5の場合、Enterprise ManagerへのアクセスがSSLになっており、10.2.0.4・10.2.0.5に含まれているルート証明書の有効期限が2010/12/31に切れてしまっているため、2011年以降にemcaでEnterprise Managerの構成を行なうと動作しなくなる不具合があります。

KROWN#148255
「Database Control 10.2.0.4 と 10.2.0.5 の SSL 認証局の証明書の有効期限が2010/12/31 に切れる」