2012年8月1日水曜日

Windows Server 2008 R2 でのApcupsdの利用

Windows Server 2008では、Windows Server 2003には存在したUPSの管理機能がなくなっています。そこで、Windows Server 2008にてAPCのUPSをフリーソフトウェアで管理するための方法を記載します。



 LibUSB-Win32 Devicesをインストールします。
1.http://sourceforge.jp/projects/sfnet_libusb-win32/からlibusb-win32-bin-1.2.6.0.zipをダウンロードします。
2.libusb-win32-bin-1.2.6.0.zipを解凍し、binフォルダのinf-wizard.exeを実行します。
3.Device Selection画面で、「American Power Conversion USB UPS」を選択しNextボタンをクリックします。
4.Information画面で、Install Now..をクリックします。
5.下記のように認識されます。


Apcupsdをインストールします。
1.http://www.apcupsd.com/からwinapcupsd-3.14.10.exeをダウンロードします。
2.winapcupsd-3.14.10.exeを実行し、インストールを開始します。
3.ダイアログに従いNextボタンをクリックします。
4.apcupsd.confの内容を修正します。
パラメータ Default値 変更値 概要
BATTERYLEVEL 5 90 バッテリー残量が指定%以下になるとサーバーをシャットダウン
MINUTES 3 変更なし バッテリーの残り持続時間が指定分以下になるとサーバーをシャットダウン
TIMEOUT 0(disable) 変更なし バッテリー駆動から指定秒経過後にサーバーをシャットダウン
KILLDELAY 0(disable) 変更なし バッテリー駆動から指定秒経過後にUPS本体の電源を切る

5.この端末から他の端末のシャットダウンを実施するため、apccontrol.batに内容を追記します。