2013年3月9日土曜日

Windows Server 2008 でのリモートデスクトップ接続を複数セッションで利用

Windows Server 2008からリモートデスクトップ接続を利用する際に、複数のセッションから接続することが標準ではできなくなっています。
複数人で利用する場合には不便であるため、複数セッションを許可する設定を記載します。

1.ファイル名を指定実行にて、「gpedit.msc」を実行します。

2.次の階層を表示します。
[Windows Server 2008]
「ローカルコンピュータポリシー」→「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「ターミナルサービス」→「ターミナルサーバ」→「接続」
[Windows Server 2008 R2]
「ローカルコンピュータポリシー」→「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「リモートデスクトップサービス」→「リモートデスクトップ背セッションホスト」→「接続」

3.次の項目を無効にします。
[Windows Server 2008]
「ターミナルサービスユーザーに対してリモートセッション1つに制限する」
[Windows Server 2008 R2]
「リモートデスクトップサービスユーザーに対してリモートデスクトップサービスセッション1つに制限する」

4.次の項目を無効にします。
「接続数を制限する」

これで、複数のセッションからの利用が可能となります。