作業にはrouteコマンドを使用します。 コマンドの使用方法は次の通りです。
route[ -f][ -p][ PRINT| ADD| DELETE| CHANGE[ 宛先IPアドレス][ MASK サブネットマスクアドレス[ ゲートウェイIPアドレス][ METRIC メトリック数][ IF インターフェイス名]]
| オプション | 説明 |
| -f | ルーティングテーブルのすべての経路情報をクリアする。 |
| -p | ADD(追加)時に指定すると、追加した経路は次回以降のOS起動時にも自動的に追加される。指定しない場合は今回限りの設定となる。 |
| ルーティングテーブルを表示する。 | |
| ADD | 経路を追加する。 |
| DELETE | 経路を削除する。 |
| CHANGE | すでに登録されている経路を変更する。 |
| MASK | 経路が使用するサブネットマスクアドレスを指定する。 |
| ゲートウェイIPアドレス | 経路が使用するゲートウェイIPアドレスを指定する。 |
| METRIC | 経路のメトリック値を1~9999までの範囲で指定する。 |
| IF | 経路が割り当てられるインターフェースを指定する。インターフェイス名は「route PRINT」で表示される「Interface List」の16進値を指定する。省略されるとゲートウェイIPアドレスから最適と考えられるインターフェイスを自動選択する 。 |
今回適用した設定内容は、「192.168.207のネットワークへの接続に対しては、192.168.173.2を経由する」ということを追加しました。
route add 192.168.207.0 mask 255.255.255.0 192.168.173.2