2012年1月18日水曜日

Windowsでのルーティングテーブルの設定

Windowsにてルーティングテーブルを設定する必要がありましたので、その作業メモです。 

作業にはrouteコマンドを使用します。 コマンドの使用方法は次の通りです。

route[ -f][ -p][ PRINT| ADD| DELETE| CHANGE[ 宛先IPアドレス][ MASK サブネットマスクアドレス[ ゲートウェイIPアドレス][ METRIC メトリック数][ IF インターフェイス名]]

オプション説明
-fルーティングテーブルのすべての経路情報をクリアする。
-pADD(追加)時に指定すると、追加した経路は次回以降のOS起動時にも自動的に追加される。指定しない場合は今回限りの設定となる。
PRINTルーティングテーブルを表示する。
ADD経路を追加する。
DELETE経路を削除する。
CHANGEすでに登録されている経路を変更する。
MASK経路が使用するサブネットマスクアドレスを指定する。
ゲートウェイIPアドレス経路が使用するゲートウェイIPアドレスを指定する。
METRIC経路のメトリック値を1~9999までの範囲で指定する。
IF経路が割り当てられるインターフェースを指定する。インターフェイス名は「route PRINT」で表示される「Interface List」の16進値を指定する。省略されるとゲートウェイIPアドレスから最適と考えられるインターフェイスを自動選択する 。

今回適用した設定内容は、「192.168.207のネットワークへの接続に対しては、192.168.173.2を経由する」ということを追加しました。

route add 192.168.207.0 mask 255.255.255.0 192.168.173.2