胸筋力をアップするには、特にけんこう骨の間の奥の小さな筋肉、菱形筋(りょうけいきん)を鍛えると良いとのこと。
まずは基本となる、「肩関節の可動域を広くする」方法。
①、②、③を各10回ずつ、1→2→3の順に行うことを1セットとし、3セットを目安に実施。
①両方の手のひらを広げ、右腕は上に向かってひじを90度に曲げ、左腕は下に向かって90度に曲げる。上げている手のひらは正面に、下げている手のひらは背面にむる。ひじを中心にして、手の上下を入れ替えます。このとき、ひじを落とさないようにするのがポイント。
②肩と腕が一直線になるように両腕を横にし、両方の手のひらを広げた状態で、ひじを90度に曲げる。肩が動かないようにして、この曲げた両腕を同時に上下に動かす。
③両腕を両脇につけ、ひじを90度に曲げて両方の手のひらを上向きに、腕を前に出す。二の腕を体の脇にぴったりとくっつけ、ひじを曲げたままの状態で、ひじから先を同時に左右に動かす。
次に、「左右のけんこう骨を背中の中央に寄せる」方法。
④両腕をまっすぐ斜め上に伸ばします。次に、両腕を背中に向かって曲げます。この状態で10秒間キープ。これを1セットとし、3セット行う。